□ 遊具場にオリジナルのシンボルツリーとログハウスを新設
永年お付き合いさせて頂いている幼稚園の遊具場にシンボルとなる造形の木の遊具『シンボルツリー』と
憩いの場としてのログハウス『ちびっこハウス』を新設しました。
特にシンボルツリーは見栄えとリアリティーを重視しましたので完成後の思いはひとしおでした。
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3ヶ月前から制作開始。まずは油土を使って模型を作製し図面とイラストだけでなく幼稚園に立体でイメージ確認 して頂くためです。 この模型が基準となり制作が始まります。 |
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今回は奈良県にある制作工場でFRP造形をお願いしました。 まずは鉄骨となる骨組みを木材で組立、発砲スチロールで基本の形を作っていきます。 全長6.5mの横幅7mの大型造形、一度には作れないので分割しての作業です。(かなりの迫力です) |
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何重にもガラスマットを重ねFRP樹脂を塗り形と強度を強めていきます。正確さと技術を必要とする気の遠く なる作業です。幼稚園児が使用する遊具ですので表面がとげとげしくならないよう何度もパテと研磨も行います。 木の肌感は職人の技と感性が求められ素人ではできない作業です。 (ちなみに作業スタッフは全員、大阪芸大出身者です) |
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平成25年10月1日、工場で全てのパーツができあがりいよいよ現地での組立作業が開始です。 現地では、前日までに鉄骨で構造本体となる骨組みを建てておりこの骨組みにパーツを取り付けます。 何度も打ち合わせ及びすり合わせを行ってきましたので、問題ないと思いますが実際緊張の作業です。 |
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分割にしたとはいえ、かなりの重量といびつな形ですので作業スタッフも気を使います。 当然、全てが組み上がるまで気が抜けないですし作り直しとなれば大事です...。 幼稚園からやその他多くの視線を背負いながら着々と組立作業は進んでいきます。 |
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シンボルツリーが完成するとロッククライミングと滑り台遊具の取り付けです。 これは前回10年前に『ちびっこマウンテン』(丸太遊具)に取り付けていた遊具の再利用です。 当時から人気の遊具でしたので今回ぜび再利用して欲しいとの幼稚園からの要望です。 |
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最後に手作りのカブト虫やクワガタ虫、蝶々やリスなども遊び心で取り付けて完成です。 しばらく幼稚園に遊具がない状態でしたので、園児たちも待ち遠しく首を長くしていたと思います。S幼稚園に しかないオリジナルなシンボルツリー。いつまでも記憶に残る楽しい思い出を作って下さいね。 |
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2013年10月:完成 |