築60年以上経過し、何度も手を入れ、住み慣れた我が家。
しかしながら、かなり劣化し傷みもひどく、いよいよ建て替えも検討した結果、
徹底的に全面改修することに決定!
次の世代に引き継ぎ、二世帯住宅として生まれ変わりました♪
前面道路も狭く、車や重機がまったく進入できない悪条件。全て手作業の工事がR3年3月23日から着工です♪
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![]() ![]() 床・壁・天井、古くなった木材、壁は全て竹編みの土壁。 内装は勿論、サッシ・外壁・主要柱を残し全てを撤去! ガラや木材、仕分けをしながら全て手つぶしです ![]() ![]() 間取り変更に伴い、余計な基礎や土間のコンクリートも撤去していきます。 長年で腐食した土台や柱、実際に解体してみないと隠れて分からない不備な箇所も徹底して撤去していきます。 ![]() ![]() 古くなった屋根のセメント瓦やトタン屋根も撤去。 まだ足場やハシゴもかけられないので安全を確認しながら、一枚一枚手作業で外しながら撤去します。 古くなった野地板は腐食し底が抜けそうになり緊張します。 ![]() ![]() 解体工事がほぼ完了し、鋤取った土間に砕石を転圧。防水シートを敷き詰め、 鉄筋アンカーを設置し配筋していきます。 既設の基礎高が低いため床下高は見込めませんが、基礎補強は重要ですので、 土間コンクリートの打設を優先致しました。 ![]() ![]() ![]() 基礎補強工事が完了すると、1階の階高が低かった為、根太レス仕様を採用♪ 土台、大引きを設置し、床下断熱材「スタイロホーム」を敷き詰めます。 ほぼ全ての土台を取替えました。 ![]() ![]() ![]() 床下断熱工事が終わると24mmの構造用合板を床下地材としてはっていきます。 続いて2階の床根太もレベルを調整しながら寸5材で取替、12mmの構造用合板をはっていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 梁や柱もほとんど入替えし、不安な個所は徹底的に補強していきます。 ![]() ![]() 仮設足場も組みあがり、梁や柱の補強がある程度完了すると、現場で加工した増築部の構造材を組上げます。 ![]() ![]() 組みあがった躯体・補強した柱や土台、腰高まで防蟻工事を施し、屋根部には12mm構造用合板。 外壁廻りには9mmの構造用合板をはっていきます。 ![]() ![]() 躯体の補強や造作が完了すると、アルミ製建具を取付けます。 今回、高い省エネ性能の住宅取得者に対し、グリーン住宅ポイント制度が閣議決定され、 「新たな日常」等に対応した商品や追加工事に交換できるポイントが発行されます。 住宅のリフォームでは開口部の断熱改修としてペアガラスサッシ等も最大30万ポイント適応です♪ ![]() ![]() 増築部の小屋根組みが完了すると大屋根の下地も調整・補強しながら12mmの構造用合板をはり、 直後、雨漏れ対策にルーフィングをはっていきます。 ブルーシートだけでは防ぎきれない漏水もこれで一安心です♪ ![]() ![]() 大屋根が完了すると下屋根とバルコニーの造作です。 バルコニーの床には12mmの構造用合板を施工した上に 12mmのケイカル板を増張りします。 ![]() ![]() バルコニーの防水はFRP防水を採用♪ガラス繊維のマット敷き詰め、FRP樹脂を塗り固めます。 一日乾かし、研磨し、防水トップコートを塗布。滑り止めに軽砂をまき、ノンスリップに仕上げます。 ![]() ![]() 雨仕舞が完了すると、内装の造作開始です♪ 既設の通し柱を基準に間柱や胴縁にて調整し、さらに補強・補足。 外壁・屋根面には断熱材を充填♪その上にプラスターボードやラワン合板をはる下地です。 工事開始直後に始まった新型コロナウイルスの影響での『ウッドショック』木材の価格高騰及び不足。 各協力業者さんにご協力をお願いしつつも苦戦。 お客様の負担にできるだけならぬよう、社長も現場作業に参戦し奮闘したしました♪ ![]() ![]() 外壁には構造用合板の上、ウォーターガードのタイベックシートを貼り付け、 電気工法でのサイディングを使用♪ サイディングは親水セラと光セラの2種類を使用し、ひび割れが酷かったモルタル壁の既設から一新♪ モダンな外観に生まれ変わりました♪ ![]() ![]() 壁下地と天井のPB貼りが完了すると、床のフロアーを貼っていきます。 今回、2階の床には12mmの構造用合板を貼った上に防音効果を上げる為、 さらに12mmのPBを増し張りしています。 フロアーも12mmですので、合計36mmの床となっています♪ ![]() ![]() 建具枠の設置やフロアーが貼り終わると次は壁のプラスターボード貼りです。 棚や手すりなどが付く箇所にはラワン合板を貼っていきます。 洗面室やキッチン廻りには耐水ボードを使用♪ ![]() ![]() クロス仕上の前にボードの継ぎ目やビスあとなど、型が残らないよう丁寧にパテで埋めていきます。 出隅にはコーナービートを取付整形♪ ![]() ![]() 樋のかかり、足場も外れ、バルコニー手摺にはアルミ製の笠木、上部にはテラスを設置♪ ![]() ![]() 設備配管工事も完了し、裏庭は整地。砕石を転圧♪配筋したうえでコンクリートを打設♪ ![]() ![]() 天井や壁に沢山の種類の中から施主様自らこだわって選んだ壁紙を貼っていきます♪ 小さな見本帳から選んだ色や模様が想像通りに仕上がるか完成するまでわかりません♪ |